2004年 03月 06日
ロボコン大会とベンチャー企業の誕生 |
殆どの企業ではロボット部門は赤字だが、ロボットは様々な技術の複合体であり、新技術や既存技術の新しい応用など、新製品や新サービスを生み出す大きな効用があると考えられるために、ロボット開発は戦略的に重要だろう。
新分野のロボット開発には非常に多種類の技術が関わるため、ロボット開発を促進していくには、様々な大学や企業同士の協力が必要となってくる。さらに、未完成の多様な技術を統合して、ある程度の安定した機能を継続的に発揮させるという、日本人が最も苦手な能力を持つ人材を養成しなければならない。
このためには、従来は付き合いの無かった分野の様々な専門家、さらに新しい発想を得るためには専門家以外の人々とも協力し、実験することが重要だ。誰にでも分かる能力を競う大人向けロボコンは、新しい技術と応用の実験場として、また、開発者同士の連携の場としても機能している。
特に、個人および個人のチームによるコンテストは、多彩な参加者がいるために発想が固定されず、大学や企業の研究者たちも大きな刺激を受けるようだ。組織機密の漏洩を恐れる体質の強い日本企業でも、現在のところは研究者たちが様々なロボコンに参加することを、奨励するほどでなくても黙認していることが多いし、幹部がコンテストを参観に来ている。実例を紹介したい。
新分野のロボット開発には非常に多種類の技術が関わるため、ロボット開発を促進していくには、様々な大学や企業同士の協力が必要となってくる。さらに、未完成の多様な技術を統合して、ある程度の安定した機能を継続的に発揮させるという、日本人が最も苦手な能力を持つ人材を養成しなければならない。
このためには、従来は付き合いの無かった分野の様々な専門家、さらに新しい発想を得るためには専門家以外の人々とも協力し、実験することが重要だ。誰にでも分かる能力を競う大人向けロボコンは、新しい技術と応用の実験場として、また、開発者同士の連携の場としても機能している。
特に、個人および個人のチームによるコンテストは、多彩な参加者がいるために発想が固定されず、大学や企業の研究者たちも大きな刺激を受けるようだ。組織機密の漏洩を恐れる体質の強い日本企業でも、現在のところは研究者たちが様々なロボコンに参加することを、奨励するほどでなくても黙認していることが多いし、幹部がコンテストを参観に来ている。実例を紹介したい。
by entrepartners
| 2004-03-06 20:39
| 自作ロボット産業